2015年02月23日

『Badminton MAGAZINE』2015年3月号



『Badminton MAGAZINE』3月号、発売中です。



今回は大きな大会がないために、技術面での記事が目立ちます。



[特集]レシーブで攻める!

PART 1 では、日本リーグ2015で初優勝を果たしたNTT東日本の三谷美菜津選手と松尾静香選手がモデルとなって、レシーブの基礎からQ&A、戦術を紹介。2選手のレシーブに対する考え方のコメントもあり。

PART 2 では、レシーブ力をアップするための体幹エクササイズの紹介。レシーブが上手くできない4つの要因を分析し、それぞれに対応するエクササイズを紹介しています。



【スペシャル・レクチャー】連続写真から学ぶトップジュニアのテクニック

ここでは次のように選手のプレーをピックアップして解説。
● 山口茜の「スマッシュ」
● 渡辺勇大の「2種類のレシーブ」
● 三橋健也の「リバースカット」
● 川上紗恵奈の「ラウンドのクリアー」
● 仁平菜月の「フォア奥」
● 奈良岡功大の「ネット前(ヘアピン)」



特別企画 勝利につながる “準備” とは?

PART 1 では、NTT東日本の『メンタル&ボディ コンディショニング』。久保田雄三監督や橋本由衣、新玉美郷、星野翔平、大越泉選手が心と体の調整法についてインタビューに答えています。

PART 2 では、西武台千葉中・高の『ウォーミングアップ』をピックアップ。ウォーミングに対する考え方と具体的な実践方法を紹介しています。
練習を始める前に監督のペップトーク(やる気にさせるメッセージ)を取り入れているのも面白いところです。



特別レポート トレーニングに「根拠(エビデンス)」を求める

昨年のインカレで女子団体優勝を果たした筑波大学女子のトレーニングを紹介。
技術練習、試合練習だけでなく、フィジカルトレーニングがプレーの幅を広げるということで、基礎知識編として運動生理学を紹介(特にATP-PC系)、後半では具体的なトレーニング内容として有酸素能力を高めるサーキットトレーニングを紹介しています。
中高生にはちょっと難しい内容かもしれませんが、実践編は大学生向けの内容だと思いますが、強度を下げるなどすれば、取り入れられると思います。



他にも技術面の連載記事としては・・・

小椋久美子の基本レッスン  シングルスの守備
食べて、パフォーマンスアップ!  主食の「量」と「種類」を見直そう
奈良岡浩流 心技体の磨き方
ATがアドバイス! ジュニア選手&指導者に必要な「準備」とは?  肩の動きを高める



トリッキーパンダース(男子)、躍進の秘けつに迫る

渡辺哲義監督、各選手が日本リーグ2015で3位になったことについて振り返っています。色々な分析をしていますが、トリパンは常に幼稚園児からシニアまでのレッスンを選手が行なっているのが自身のプレーに好影響を与えているとのこと。



特別レポート マレーシアでプロリーグが華々しく初開催!

2014年11月から15年2月にわたり「コピコ パープルリーグ」が初開催されましたが、これをレポートしています。コーヒーブランドのコピコがスポンサーとなっているため観戦料が無料になっていたり、TV中継を意識したエンターテイメント性の高い演出で会場は大いに盛り上がっていたようです。
日本からは田児賢一、桃田賢斗、大堀彩の3選手が参戦しており、桃田選手が「来年も参加したい」とコメントを寄せています。
大堀選手はマレーシアでも大人気で、ファンプレゼント用に撮影された写真は大きな話題に。勝者インタビューでも通訳を介さずに英語で話していたそうですが、「引退後はマレーシアに住み、マレーシア人と結婚するかもしれない」との本人が発言していない内容が新聞記事に出てしまい、本人も大困惑したとのこと。そもそも引退後の話をするには若すぎると思うのですが・・・(笑)。



【特別寄稿】中国バドミントンの基礎知識

バドミントン王国である中国の要請システムやナショナルチームの仕組みなどを紹介。
代表選手は国家公務員扱いとなり、国からの支給で生活、A代表は高給を得て高給マンションに居住しているとのこと。
また、リオ五輪を目指す期待の若手選手として、男子単の田厚威(ティアン・ホーウェイ)選手と女子単の孫瑜(スン・ユ)選手を紹介しています。



佐々木翔 静謐なる闘志。

ロンドン五輪後の心境や全日本総合優勝のこと、後進の選手たちのことを色々と語っています。
小ネタとしては、トナミ運輸のバドミントン部に釣りクラブがあり、半年に1度、船釣りしたり、LINEで釣果を見せ合ったりしているそーで。



新連載 茜色の日々。

昨年、高2で全日本総合優勝を飾った山口茜選手(勝山高)の素顔に迫る新連載。
今月のスケジュールや編集部とのLINEトーク、Q&Aなどで構成。
「YDK」というワードが出てきますが、オジサンオバサン年代ではわかるかな〜?



海外大会レビュー

マレーシアマスターズGPGで女子単の奥原希望選手、男子複の数野/山田ペアが優勝、また髙橋沙也加選手、福万/與猶ペアが準優勝。

中国インターナショナルチャレンジでの女子単 奥原の優勝、男子単 坂井一将、女子複 栗原/篠谷の準優勝もレポート。



こんな感じで、バドマガ3月号は充実内容となっています。





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