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2016年07月02日
【全日本実業団】決勝進出はトナミ、ユニシス(男女)、再春館!!
厚生労働大臣杯第66回全日本実業団バドミントン選手権福井大会、7月2日は決勝トーナメント2日目で男女とも準々決勝・準決勝の試合が行なわれた。
準々決勝は概ね下馬評通りの試合結果となり、ほとんどが3−0のストレート勝利。
一方、準決勝ではトナミ運輸が大同特殊鋼を3−0のストレートで下した以外は、いずれも第3シングルスにまで回る大激戦、しかも第3シングルスもファイナルゲームになる試合が2試合という、大接戦! 勝敗が見えない展開に会場は多いに沸いた。
結果的には男子ではトナミ運輸と日本ユニシス、女子では日本ユニシスと再春館製薬所が決勝進出を決めた。
【男子準々決勝】
トナミ運輸 3−0 大同特殊鋼
金沢学院クラブ 3−1 トヨタ自動車九州
日本ユニシス 3−0 宇部興産
日立情報通信エンジニアリング 3−0 三菱自動車京都
【男子準決勝】
トナミ運輸 3−0 金沢学院クラブ
日本ユニシス 3−2 日立情報通信エンジニアリング
【男子決勝】(7月3日予定)
トナミ運輸 vs 日本ユニシス
【女子準々決勝】
日本ユニシス 3−0 七十七銀行
北都銀行 3−0 ACT SAIKYO
ヨネックス 3−2 NTT東日本
再春館製薬所 3−0 岐阜トリッキーパンダース
【女子準決勝】
日本ユニシス 3−2 北都銀行
再春館製薬所 3−2 ヨネックス
【女子決勝】(7月3日予定)
日本ユニシス vs 再春館製薬所
以下、準決勝の試合からピックアップ。
▼トナミ運輸・保木卓朗/小林優吾ペア(第1ダブルス)
金沢学院クラブのエースダブルス・伊東克範/小林 晃ペアを下した保木/小林ペア。
▼金沢学院クラブ・宮本樹希選手(第1シングルス)
試合後のコメント:
「相手がすごくいいスマッシュを打ってきていた。ネット前で先手を取って優勢に進めたかった。
相手のミスもあり、2ゲーム目を取ることができた。ファイナルゲームの勝負どころでサーブミスをしてしまったのが悔やまれる。金沢学院クラブは昨年まではクラブチームだったが、今年から法人化して大会初出場でベスト4に入ることができた。」
▼日立情報通信エンジニアリング・山村駿介/塚本好喜ペア(第2ダブルス)
日本ユニシス・佐伯祐行/垰垰 亮太 ペアを破り、その後の展開に勢づけた山村駿介/塚本好喜ペア。
▼日本ユニシス・小野寺裕介選手(第3シングルス)
試合後のコメント:「まさか回ってくるとは思わなかった(冷や汗)。負けられないという思いがあって、気持ちで跳ね返そうと思った。
1ゲーム目を取られ、2ゲーム目0−7までリードされ、頭が真っ白になった。
インターバルの時にコーチ、監督の話をよく聞いて、立て直した。長いラリーだったが、攻めの気持ちを持ち続けることができた。」
▼北都銀行・松本麻佑/永原和可那ペア(第1ダブルス)
世界ランク1位の日本ユニシス・髙橋礼華/松友美佐紀ペアをストレートで破る大金星! その後の試合に流れを作った。
▼日本ユニシス・奥原希望選手(第1シングルス)
岐阜トリッキーパンダース・永田麗選手に貫禄のストレート勝ちした奥原希望選手。
▼日本ユニシス・髙橋沙也加選手(第3シングルス)
膝の治療による長期ブランクからの復帰戦が準決勝の雌雄を決する大一番となった日本ユニシス・髙橋沙也加選手。
北都銀行・田中志穂選手との対戦で第1ゲームを落とし、第2ゲームも序盤先行されたものの、追いつき逆転してファイナルへ。ファイナルゲームも田中選手が先行し、あわや北都銀行が決勝進出か?という流れだったが、終盤ぎりぎりで追いついて逆転勝利! 涙ぐみながらチームメイトとハイタッチ、観客席への挨拶でも感極まったよう。
▼ヨネックス・今別府香里選手(第2シングルス)
再春館製薬所に複・単で2勝され、後がなくなった状態で峰歩美選手と対戦した今別府香里選手。
ファイナルにもつれ込むものの、最後は逃げ切り、イーブンに戻した。
▼再春館製薬所・伊東可奈選手(第3シングルス)
遅い時間になっても勝敗が決しない状態だったため、第2シングルスの隣のコートでスタートした第3シングルス。
第2シングルス終了で2−2となったため、第3シングルスの鈴木温子選手との対戦で勝敗を決することに。
第1ゲームは取ったものの、第2ゲームはデュースにもつれ、あわやファイナルゲーム突入か?というところだったが、最後は伊東に軍配、再春館製薬所の決勝進出を決めた。
試合後のコメント:
「勝負の場面で回ってきて、気負わずコートに入ることができた。
後半追いつかれてヒヤッとした場面もあったが、1点取られても1点取り返せばいいという思いで
冷静にプレーできた。
明日はチームとして簡単には勝てないと思うが、個々の力をそれぞれが出し切って優勝したい。」
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