2009年11月05日

フランスオープン 日本選手は2回戦で敗退

 10月27日(火)~11月1日(日)までパリ市にて行われたフランスオープンが幕を閉じた。今大会から再び中国が試合に復帰。多数の試合で不参加や棄権が見られたものの、トップ、若手と豪華メンバーを揃えて全種目制覇を狙ってきた様子だ。

 男子シングルスでは大会参加数は多くないものの事実上の世界ランク1位といわれているリン・ダン(中国)が安定した強さをみて今大会も見事優勝。決勝のタウフィック・ヒダヤット(インドネシア)との注目の一戦も2-0のストレートと全く相手を寄せ付けなかった。

 女子シングルス、女子ダブルスでは中国選手同士が決勝で激突。どちらの種目もYOJK2009を制した、ワン・イーハン、マー・ジン&ワン・シャオリーが優勝。YOJから好調をキープしている様子。

 男子ダブルスではキド・セティアワン(インドネシア)がクー・タン(マレーシア)とのファイナルまでもつれた試合を制し、優勝を決めた。セティアワンの手術したヒザの状態も全く問題はないように思われる。

 混合ダブルスではノバ・リリヤナ(インドネシア)が同国決戦を圧倒的な強さで制して優勝。準決勝で中国選手を大接戦で下したことが良い流れを生んだようだ。

日本選手達は、世界トップ相手に善戦するも終盤で失速。ベスト16が最高と、振るわない結果となった。しかし、男子シングルス佐々木 翔(トナミ運輸)がシモン・サントソ(インドネシア)と、女子シングルスの後藤 愛(NTT東日本)がルー・ラン(中国)と、男子ダブルスの平田・橋本(トナミ運輸)がキド・セティアワン(インドネシア)を相手にそれぞれファイナルまで持ち込むなど好材料も見えた。

全日本人選手の結果はこちら
男子シングルス
田児 賢一(NTT東日本)・・・ベスト16
佐々木 翔(トナミ運輸)・・・1回戦敗退


女子シングルス
樽野 恵(NTT東日本)・・・ベスト16
廣瀬 栄理子(三洋電機)・・・1回戦敗退
後藤 愛(NTT東日本)・・・1回戦敗退
佐藤 冴香(日本体育大①)・・・1回戦敗退


男子ダブルス
平田・橋本(トナミ運輸)・・・ベスト16
数野・早川(日本ユニシス)・・・1回戦敗退


女子ダブルス
末綱・前田(NEC SKY)・・・ベスト16
藤井・垣岩(NEC SKY)・・・ベスト16
松尾・内藤(三洋電機)・・・1回戦敗退


混合ダブルス
橋本・藤井(トナミ・NEC)・・・ベスト16
池田・潮田(ユニシス・三洋)・・・1回戦敗退
早川・松尾(ユニシス・三洋)・・・1回戦敗退
平田・前田(トナミ・NEC)・・・1回戦敗退

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