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2014年11月27日
平成26年度 全日本総合選手権大会 大会展望:男子シングルス
今年も日本中のバドミントンファンが注目するバドミントン界の最強の男を決める第68回全日本総合選手権大会がいよいよ始まる。来年のナショナルメンバーを決定する基準になる大会でもあり、選手にとってはもっとも重要な大会となる。
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この4人に割って入るのが坂井一将(日本ユニシス)、竹村純(JR北海道)。坂井一将は9月の全日本社会人大会では初優勝を飾り、10月の長崎国体では北海道代表の佐々木翔と第一シングルスで対決、ファイナルでの激戦を制して、石川県を初優勝に導き、団体戦でのこの勝利は実力が付いた証拠である。初の決勝進出を狙えるところに来ている。もう一人、竹村は昨年所属先都合での出場を自粛した悲しい経緯があり、今年はその分までがんばりたいところである。全日本社会人大会では準優勝するなど佐々木翔と同年、同様に衰えを知らない。若手選手にとっては今年も高い壁となる。
あと若手代表としてナショナルメンバー井上拓斗(日本ユニシス)。インカレチャンピオン西本拳太(中央大学)、2位山口容正(日本大学)、3位古賀輝(早稲田大学)、堀内研人(法政大学)。インハイチャンピオン古賀穂(富岡高校)、2位常山幹太(東大阪大学柏原高校)、全日本ジュニア大会優勝渡辺勇大(富岡高校)らに期待したい。他に中堅、ベテラン勢として武下利一(トナミ運輸)、古財和輝(龍国大学職員)、教職員大会優勝吉村諒(長崎県西陵高校教職員)などがまだまだ元気なプレイを見せている。また今年は全国中学校大会優勝奈良岡功大(浪岡中学)、2位吉田昇永(青森山田中学)が出場する。楽しみが増える。いかに若手陣が試合巧者のベテラン組に挑むか注目してみたい。
美郷茂樹