2014年11月27日

『Badminton MAGAZINE』2014年12月号


『Badminton MAGAZINE』2014年12月号、発売中です。


巻頭特集「一流のプレーをわかりやすく解説! 世界の技術&配球 〜2014年アジア大会から〜」
アジア大会出場選手の連続写真に、シングルスを佐藤翔治氏が、ダブルスを池田信太郎氏が解説しています。
取り上げられている選手は、男子単ではリン・ダン(中国)、田児賢一、女子単ではリ・シュェルイ(中国)。男子複ではイ・ヨンデ(韓国)、モハマド・アッサン(インドネシア)、セティアワン/アッサン(インドネシア)、早川賢一/遠藤大由、女子複ではティアン・チン/シャオ・ユンレイ(中国)。


「ナショナルスタッフに訊く アジア大会総括」
9月下旬に開催されたアジア大会を朴柱奉監督、舛田圭太・佐藤翔治コーチの3人が総括。
本大会では「風問題」がテレビでも大きく報じられましたが、舛田コーチは中国のリン・ダン選手を例に挙げ、足をシャトルまでしっかり運んで体を入れて打っているので対応できている、と。日本の選手は手打ちになりがちで風の影響を強く受けてしまうことが多かったとのこと。
舛田コーチはさらに、ラケットワークが重視されるいまのジュニア指導に対して、もっと足を使う練習が必要だと説いています。ナショナルチームに入ってくる年齢になると、基本的な技術は修整が難しいからで、だからこそジュニア選手の育成が世界で戦える体制には必要であると、なかなか深い洞察をされています。


「全日本総合選手権 Preview「いま、魂をぶつけろ!」」
Part 1ではモノクロページでバドマガ編集スタッフによる各種目を展望する座談会。
Part 2では「若き才能の輝き」というタイトルで巻末カラーページで大会出場予定の高校生・中学生をピックアップ。ピックアップされたのは・・・
・下農走/常山幹太(東大阪大柏原高)
・古賀穂(富岡高)
・奈良岡功大(浪岡中)
・渡辺勇大/三橋健也(富岡高)
・川上紗恵奈(富岡高)
・仁平菜月(富岡高)
・尾﨑沙織/川島里羅(埼玉栄高)
経験豊富な日本リーガーたちに対してどれだけ若い力を見せることができるか、興味深いところです。
特に奈良岡功大選手は13歳という大会史上最年少出場! 注目を集めそうです。


「短期連載 第1回 ルネサス、最後の戦い。 活動休止、そして日本リーグへ」
来年春から「再春館製薬所バドミントン部」にチーム全体の移籍が発表されているルネサスの最後の戦いをレポート。ルネサスバドミントン部の廃部は残念ですが、チーム全体の移籍が決まったことはよいニュースでしたね。
本記事も読み応えがありましたが、今後の連載が楽しみです。


技術面の記事としては・・・
● 舛田圭太のパーフェクト・レッスン バックレシーブ
● 小椋久美子の基本レッスン ダブルスの攻撃
● ジュニアのための脳トレバドミントン Y字移動のフットワーク(2)
● ATがアドバイス! ジュニア選手&指導者に必要な「準備」とは? 
  不見込みで見落としているもの(2)
● 片山卓哉のパフォーマンスアップ講座 トレーニングと技術を結びつける
● 指導者の「知恵袋」 富岡高校(福島)本多裕樹 男子監督


試合レポートでは・・・
● 第69回 国民体育大会
● 日本リーグ2014 中盤戦ハイライト
● 第65回 全日本学生選手権
● ヨネックス杯国際親善レディース2014
● デンマークオープンSSP(女子複:髙橋/松友が準優勝)
● フランスオープンSS(男子複:早川/遠藤が準優勝)
● USA インターナショナルチャレンジ(男子複:保木/小林、女子単:今別府、女子複:福万/與猶がいずれも優勝)
● 韓国オープンGP(女子単:奥原が優勝)



こんな感じでバドマガは今月も充実内容となっています。







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