『Badminton MAGAZINE』2015年5月号、発売中です。

まず大きなトピックはバドマガ編集部が『バドxスピ！（BADMINTON SPIRIT）』というバドミントン・ポータルサイトを立ち上げること。5月10日（日）スタート。www.badspi.jp。

国内大会レポートはまず、第43回 全国高等学校選抜大会。巻頭カラー13ページおよびモノクロ４ページの大特集。

カラーでは各種目上位入賞者の写真を掲載、モノクロページでは優勝者のコメント集＆トピックス。

なんといってもビックリだったのが女子シングルスでの齋藤栞（埼玉栄）の優勝。準優勝は荒木萌恵（西武台千葉）で、優勝候補の山口茜（勝山）、仁平菜月（富岡）はともに３位。

なお、強豪の富岡が同名で戦う最後の試合であったことをモノクロページのトピックスで紹介しています。

続いてヨネックス大阪インターナショナルチャレンジ2015。ファイナル29-27で佐藤冴香選手を下した女子単：髙橋沙也加選手の写真が大きく掲載されています。男子複で３連覇を果たした数野健太／山田和司ペアも。

第15回 全国中学生選手権。３年ぶりに優勝したのは埼玉ですが、通常の試合レポート以外に番外編として「中学生のミックスダブルス事情」を１ページ掲載。学生の大会においてはあまり見られないミックスダブルスでの練習や取り組みについて、優勝した埼玉の名倉康弘監督、準優勝：青森の木村早希選手、３位：福島の松岡聖和／水井ひらりペアがコメントを寄せています。

さらに取材メモとして池上編集長がいろいろな意見の紹介とともに総括しており、なかなか興味深い内容になっています。

海外の大会レポートとしては、インドオープン、マレーシアオープンのレポートを２ページで紹介。インドオープンでは女子複：髙橋礼華／松友美佐紀ペアがスーパーシリーズでの優勝という大きな結果を残しました。

その他の海外大会を１ページで紹介。ポルトガル国際では日本勢が３種目を制覇。女子複：栗原文音／篠谷菜留ペア、男子単：坂井一将、女子単：髙橋沙也加の３組です。ポーランドオープンでは男子複：数野健太／山田和司ペアが優勝しています。

そして・・・シンガポールオープンで男子単：桃田賢斗選手優勝の記事を巻末カラーページで速報！　日本人初のスーパーシリーズ男子単優勝を大きく報じています。また、桃田選手の20歳7カ月という年齢はスーパーシリーズ同種目の最年少記録であることも報じています。帰国時の会見コメントも掲載。

「ROAD TO RIO 2016」。

リオ五輪の出場枠を争う五輪レースが５月から始まりますが、本記事では日本選手がリオ五輪に出場するためのシステムやポイントを解説しています。

なお、巻末カラーではリオ五輪で活躍が期待される世界ランク上位選手を紹介しています。

「SUDIRMAN CUP 2015」。

スディルマンカップは２年に１度行なわれる国・地域別対抗の男女混合による団体戦のことで5月10日に開幕。

本記事では日本人代表選手、大会日程、出場国の組み分けが 紹介されています。

ちなみに４月９日発表時の日本人代表選手は次の通り。

男子：上田拓馬、 桃田賢斗、早川賢一、遠藤大由、平田典靖、橋本博且、数野健太

女子：山口茜、奥原希望、髙橋礼華、松友美佐紀、福万尚子、與猶くるみ、栗原文音

技術面では・・・

「ショートサービスを生かす！」。

日立情報通信エンジニアリングの三橋智希、山﨑裕太、丸尾亮太郎の３選手が打ち方の基本、考え方、戦術などについて巻頭カラーページで解説。

他にも・・・

● 【新連載】スマートバドミントン　01 はじめに

● 全国大会常連校・西武台千葉に学ぶ　ビギナー上達の道しるべ　〜オーバーヘッドストローク〜

● 【新連載】藤本ホセマリのシニア “レベルアップ” 講座

● 奈良岡浩流　心技体の磨き方　『心』…新年度への準備②　『技体』 …ベース練習④

● ATがアドバイス！　ジュニア選手＆指導者に必要な「準備」とは？　【最終回】総合的に選手を見る

● 食べて、パフォーマンスアップ！　ジュニア＆保護者のための栄養学　　補食のとり方（運動前）

などなど、盛りだくさん。

バドミントン用品では・・・

「2015 春　メーカー特選グッズ」。

ウイルソン、ゴーセン、ビクターの３社がそれぞれの新製品を紹介。

ウイルソンは佐々木翔、松友美佐紀選手使用ラケットを大きく紹介、ほかにシューズも。

ゴーセンは超反発ストリングの新製品を大きく紹介する他、ラケット、ウェア、ラケットバッグ、シャトルコックなども幅広く紹介。

ビクターは6.8mmのスリムなシャフトのラケットを大きく紹介。このシャフトには鮫肌処理を施してあり、これが空気抵抗を減少させるとのこと。ほかにゲームシャツも紹介。

こんな感じでバドマガ５月号は充実内容となっています。