『Badminton MAGAZINE』2017年4月号、発売中です。

表紙は今季で引退を表明した日本ユニシス 早川賢一選手と再春館製薬所 前田美順選手。

巻頭カラーでインタビューに応えています。

というわけで、惜別企画「春、新たな道へ———」。

本号では新たな一歩を踏み出す選手たちのインタビューが目白押しとなっています。

・早川賢一　“楽しむ” という原点

・前田美順　感謝と努力をのせて

それぞれ過去の写真が多数掲載されています。前田選手は高校時代から現在まであまり変化が見られませんが、早川選手は小・中・高の写真もあり、かなりの変化が見られます（笑）。なので、特に早川ファンは必見！

・山田和司（日本ユニシス）

・松川直弘（日立情報通信エンジニアリング）

・佐伯祐行、垰畑亮太（日本ユニシス）

・伊東可奈（再春館製薬所）

・楠瀬由佳（北都銀行）

・惜別コラム

・渡邉航貴、小野寺雅之、岡村洋輝、仁平澄也（埼玉栄高校）

・仁平菜月、山澤直貴（富岡高校）

さらにインタビュー記事として不定期連載「私のジュニア時代」（再春館製薬所）では

・前田美順　・福万尚子　・與猶くるみ　・峰歩美

が小学校〜高校までの頃を振り返っています。

ロンドン五輪で日本人初の銀メダルに輝いたフジカキペア。その後、別々の道を歩んだ２人でしたが、昨年末に再結成を表明、東京五輪を目指すそうです。

本記事ではロンドン五輪後から現在までを振り返っていますが、ペア再結成にはドイツ滞在中に起きた2016年の熊本の大地震が影響を与えたようです。

インタビューでは心から満足のいくパフォーマンスの試合として、ロンドン五輪ではない試合を挙げているのが意外。また、フジカキ再結成の意思を垣岩選手に伝えたときのエピソードがちょっと笑えます。いずれも本誌を読んでください（笑）。

さらにさらに、毛色の変わったところで「松友美佐紀が秘めた思い＆開発者が込めた技術」。

松友美佐紀選手のラケットに関するインタビュー。

ウイルソンラケットの最新モデル FIERCE CX 9000J -CHERRY BLOSSOM- に託した思いとそれに応えて開発したウイルソンの開発者 松沢猛氏がそれぞれこのラケットについて語っています。

松友選手はラケットが “走ってくれる” という言葉を使っていますが、凡人にはワカリマセン（笑）。それを松沢氏は「ラケットがしなった状態からシャトルをとらえるまでに、元の形状に早く戻ることです」と解説。

なお、このラケットには小さく桜のアイコンがデザインされていますが、松友選手は「よく見たらわかるような “隠れミッキー” 的なものにしたいというのがありました（笑）」と語っています。

さて、ようやく大会レポート（笑）。

・第107回 全英オープン

残念ながら日本勢でファイナリストはいませんでしたが、渡辺勇大／東野有紗がベスト４。混合複で日本勢がベスト４に入るのは38年ぶりだそうです。

・アジア混合団体選手権

スディルマン方式で行なわれた団体戦で日本が見事に頂点に！　1/4ページの小さいスペースはちょっと残念。

・ファンサービス　・地方開催や各会場の対応　・運営・座席　・テレビ放送・ネット配信　・宣伝・販売など　・ルール・大会システムについてアンケートを分析。

アンケートでは、選手とのサイン会や各チームの応援Ｔシャツへの要望が多いようです。詳細は本誌で。

現在連載中の３つの漫画を紹介。

・『はねバド！』（講談社『goodアフタヌーン』に連載中）

・『片翼シャトル』（小学館『ゲッサン』に連載中）

・『あかねのハネ』（小学館『ヒバナ』に連載中）

作品紹介はもちろん、作者が

・バドミントンを題材にした理由

・バドミントンの表現が難しい点

・バドミントンの魅力とは？

・ストーリーで大事にしている部分

について回答しているところが興味深いですね。

技術面の記事としては・・・

・特別企画　ムダを省いて強くなる！　片山式断捨離プログラム　後編

・インカレ王者に学ぶ　高めろ！　前衛力

・池田信太郎のダブルス・インテリジェンス　第９回　ロブ（１）

・藤本ホセマリ　“目からウロコ” のシニア・バドミントン講座　第12回　ヘアピン＜上級編＞

・淑徳巣鴨流　ビギナー向けマル秘レッスン　第11回　サービスレシーブ

・奈良岡浩の熱血コラム「一本集中」　第10回　指導者の在り方

・ジュニアのためのメディカル講座　第10回　足関節ネンザ

垣岩令佳選手がチームを紹介。１月の新年会での艶姿、特に新成人の仲井由希乃選手の振り袖姿はファンには必見！（写真が小さいのが残念）。

こんな感じで、バドマガは４月号も充実内容となっています。