2012年07月24日

【ロンドンオリンピック】 気になるドローが決定 メダル獲得なるか!?

7月23日(月)ロンドンオリンピック・バドミントン競技グループ予選のドローが決まった。いよいよ7月27日(金)には開会式が行われるが、バドミントン競技は28日からグループ予選のリーグ戦が始まるためほとんどの選手が開会式には参加しないことを表明している。

BWF:London 2012 Olympic Games Draw


■各種目日本選手のドロー


【男子シングルス】

グループCに入った田児賢一(WR:8位)はスリランカのNiluka Karunaratne(WR:47位)と対戦し勝てばグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦はグループDから勝ち上がりが濃厚なベトナムのNguyen Tien Minh(WR:11位)との対戦が予想される。ここを勝てば第1シードLee Chong Wei(WR:1位)と4強を賭けて戦うことになるのではないだろうか。

・7月30日(月)9:07(17:07) 田児賢一 vs Niluka Karunaratne(WR:47位)

選手写真

グループNに入った佐々木翔(WR:6位)はスリナム共和国のVirgil SOEROREDJO(WR:221位)と対戦し勝てばグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦はグループMから勝ち上がりが濃厚で地元選手Rajiv Ouseph(WR:19位)との対戦が予想される。ここを勝てば佐々木が目標としてきたLin Dan(WR:2位)と夢の舞台での対戦が実現する可能性がある。

・7月29日(日)8:30(16:30) 佐々木翔 vs Virgil SOEROREDJO(WR:221位)

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【女子シングルス】

グループHに入った佐藤冴香(WR:15位)は地元選手のSusan EGELSTAFF(WR:36位)、スロヴェニアのMaja Tvrdy(WR:87位)と同グループとなった。グループリーグを勝ち上がるとヨーロッパを代表する大型選手Tine Baun(WR:7位)と対戦が濃厚となる。Tine Baunは強豪国である中国の上位3選手ほどの安定感はなく、凄まじいパワーで押してくる選手。佐藤は2012年に入りインドオープン、ユーバー杯と2度対戦しておりストレートで敗れてはいるものの、どちらも2ゲーム目はギリギリのところまで相手を追い込んでいる。

・7月29日(日)13:09(21:09)  佐藤冴香 vs Maja Tvrdy(WR:87位)
・7月31日(火)13:05(21:05)  佐藤冴香 vs Susan EGELSTAFF(WR:36位)

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【男子ダブルス】

佐藤翔治/川前直樹(WR:11位)はグループDに入った。韓国のChung Jae Sung/Lee Yong Dae(WR:2位)、マレーシアのKoo Kien Keat / Tan Boon Heong(WR:8位)、アメリカのHoward Bach / Tony Gunawan(WR:21位)と同グループには強豪が揃った。決勝トーナメントへは2位までが通過できることを考えると、マレーシアペアを攻略することが必須条件となる。過去の対戦成績は3戦3敗となっているが互角に戦える力は充分に持ちあわせている。また格下のアメリカペアではあるがTony Gunawanはシドニーオリンピックの金メダリスト、ヨネックスオープン優勝など経験豊富で油断できない。

・7月28日(土)13:07(21:07)   佐藤翔治/川前直樹 vs Koo Kien Keat / Tan Boon Heong(WR:8位)
・7月29日(日)19:40(30日3:40) 佐藤翔治/川前直樹 vs Chung Jae Sung/Lee Yong Dae(WR:2位)
・7月30日(月)14:19(22:19) 佐藤翔治/川前直樹 vs Howard Bach / Tony Gunawan(WR:21位)

選手写真  選手写真 


【女子ダブルス】

藤井瑞希/垣岩令佳(WR:4位)は第4シードでグループBに入った。インドのJwala Gutta / Ashwini Ponnappa(WR:16位)、タイペイのCheng Wen Hsing / Chien Yu Chin(WR:10位)、シンガポールのShinta Sari Mulia /Yao Lei(WR:13位)と同グループだ。本来の力を出せば充分1位通過が期待できるのではないだろうか。

・7月28日(土)15:20(23:20) 藤井瑞希/垣岩令佳 vs Jwala Gutta / Ashwini Ponnappa(WR:16位)
・7月29日(日)14:17(22:17) 藤井瑞希/垣岩令佳 vs Shinta Sari Mulia /Yao Lei(WR:13位)
・7月31日(火)13:09(21:09) 藤井瑞希/垣岩令佳 vs Cheng Wen Hsing / Chien Yu Chin(WR:10位)

選手写真 選手写真


末綱聡子/前田美順(WR:6位)グループDに入った。中国のTian Qing / Zhao Yunlei(WR:2位)、デンマークのChristinna Pedersen / Kamila Rytter Juhl(WR:5位)、香港のPoon Lok Yan / Tse Suet Ying(WR:15位)と対戦する。同グループ世界2位中国ペアは頭一つ抜けているため、2戦目で対戦するデンマークペアとの勝負が鍵となりそうだ。しかし、このデンマークペアとの過去の対戦は、2011年全英オープンとデンマークオープンで接戦の末2連敗している。北京オリンピックで第1シード中国選手を破り日本中に『スエマエ』フィーバーを起こしただけに今回も注目、期待と共に大きい。

・7月28日(土)9:07(17:07) 末綱聡子/前田美順 vs Christinna Pedersen / Kamila Rytter Juhl(WR:5位)
・7月30日(月)9:44(17:44) 末綱聡子/前田美順 vs Tian Qing / Zhao Yunlei(WR:2位)
・7月31日(火)14:15(22:15) 末綱聡子/前田美順 vs Poon Lok Yan / Tse Suet Ying(WR:15位)

選手写真 選手写真

女子ダブルスで、もし藤井/垣岩が1位通過、末綱/前田が2位通過すると決勝トーナメントで4強を賭け、同チームでの対戦となる可能性がある。この女子ダブルス2ペアは日本勢の中でもっともメダルを狙えるところにいると言えるのではないだろうか。


【ミックスダブルス】

池田信太郎/潮田玲子(WR:11位)はグループBに入った。デンマークのJoachim Fischer / Christinna Pedersen(WR:4位)、カナダのToby Ng / Grace Gao(WR:26位)、ポーランドのRobert Mateusiak / Nadiezda Zieba(WR:19位)と同グループだ。カナダのペアとは過去対戦がないが、ポーランドペアとは2011年ドイツオープン、インドネシアオープンでいづれもファイナルゲームの接戦で勝利している。他のグループは混戦となっている中、かなり良いドローとなり決勝トーナメント進出が充分期待できる。

・7月28日(土)8:30(16:30)  池田信太郎/潮田玲子 vs Robert Mateusiak / Nadiezda Zieba(WR:19位)
・7月29日(日)20:50(30日4:50) 池田信太郎/潮田玲子 vs Toby Ng / Grace Gao(WR:26位)
・7月31日(火)19:40(1日3:40) 池田信太郎/潮田玲子 vs Joachim Fischer / Christinna Pedersen(WR:4位)

選手写真 選手写真


※WR=世界ランキングは2012年5月3日出場権を獲得した時のポイント


■大会日程&試合時間

7月28日(土) 各種目予選 試合開始(日本時間)16:30~・20:30~・翌2:30~

7月29日(日) 各種目予選 試合開始(日本時間)16:30~・20:30~・翌2:30~

7月30日(月) 各種目予選 試合開始(日本時間)16:30~・20:30~・翌2:30~

7月31日(火) 各種目予選 試合開始(日本時間)16:30~・20:30~・翌2:30~

8月1日(水) シングルスラウンド16、男・女・ミックスダブルス準々決勝 
         試合開始(日本時間)17:00~・20:30~・翌1:00~

8月2日(木) 男女シングルス準々決勝 女子ダブルス準決勝 ミックスダブルス準決勝 
         試合開始(日本時間)17:00~・20:30~・翌1:00~

8月3日(金) ミックス決勝/3位決定戦 男女シングルス準決勝
         試合開始(日本時間)17:00~・21:30~

8月4日(土) 女子ダブルス決勝/3位決定戦 女子シングルス決勝/3位決定戦 男子ダブルス準決勝
         試合開始(日本時間)17:00~・21:30~

8月5日(日) 男子ダブルス決勝/3位決定戦 男子シングルス決勝/3位決定戦 
         試合開始(日本時間)17:00~・21:00~


■映像情報

NHKロンドン2012オリンピック・放送予定

NHKロンドン2012オリンピック・ネット生中継(ライブストリーミング)

ロンドンオリンピック公式競技動画『gorin.jp』

※テレビ情報は順次ご案内致します。


■関連サイト

日本バドミントン協会 オリンピック情報

JOC バドミントン競技 見どころ

日本代表公式ハッシュタグ バドミントン競技は「#バドミントン」

LOCOGオフィシャルウェブサイト バドミントンページ(英語)


■関連ページ

日本代表公開練習




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