2020年03月16日

【全英オープン Super 1000】最終日 遠藤/渡辺が男子複で日本人初優勝!! 福島/廣田も初優勝!


全英オープン2020の大会5日目(最終日)となる3月15日は各種目の決勝が行われた。

日本勢では女子複:福島由紀/廣田彩花と男子複:遠藤大由/渡辺勇大が共に本大会初優勝を果たした。

本大会での日本勢の男子複優勝は初めてとなる快挙。
渡辺は混合複で東野有紗とのペアで2018年に優勝、2019年に準優勝の成績を残しているが、男子複での優勝は初めて。
また、遠藤は2013・2014・2016年に早川賢一とのペアでそれぞれ準優勝の成績を収めているが、ようやくの優勝となった。

また、福島/廣田は2018年に準優勝を収めているが、今大会で初の頂点を決めた。



女子複:福島/廣田は中国のドゥ・ユエ/リ・インヒュイ(世界ランク6位)と対戦。
第1ゲームは4−4から6連続得点。その後も優勢をキープして第1ゲームを取った。
第2ゲームは相手先行となるが9−9と追いつき、その後は引き離して第2ゲームも取り、全英オープン初優勝を決めた。

男子複:遠藤/渡辺はインドネシアのマーカス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルヨ(世界ランク1位)と対戦。
第1ゲームは終盤までもつれた展開となるが、16−16から4連続得点して突き放し、このゲームを取った。
一方、第2ゲームは相手ペア優勢でスタート。1度も同点に追いつくことなくこのゲームを落とした。
ファイナルゲームは序盤から6連続得点と優勢でゲームを進めるが、15−15と追いつかれる。しかし、18−19からの3連続得点でこのゲームを取り、悲願の全英オープン初優勝を決めた。



決勝(15日)の試合結果は次の通り(試合順/WR:世界ランク)。

【女子複】
福島由紀/廣田彩花(WR3) 2(21-13、21-15)0 DU Yue/LI Yin Hui(中国/WR6)

【男子単】
Viktor AXELSEN(デンマーク/WR7) 2(21-13、21-14)0 CHOU Tien Chen(台湾/WR2)

【混合複】
Praveen JORDAN/Melati Daeva OKTAVIANTI(インドネシア/WR5) 2(21-15、17-21、21-8)1 Dechapol PUAVARANUKROH/Sapsiree TAERATTANACHAI(タイ/WR3)

【女子単】
TAI Tzu Ying(台湾/WR2) 2(21-19、21-15)0 CHEN Yu Fei(中国/WR1)

【男子複】
遠藤大由/渡辺勇大(WR6) 2(21-18、12-21、21-19)1 Marcus Fernaldi GIDEON/Kevin Sanjaya SUKAMULJO(インドネシア/WR1)



▼本大会で初優勝を果たした女子複:福島由紀/廣田彩花ペア(BADMINTONPHOTO。以下同)






▼本大会で初優勝を果たした男子複:遠藤大由/渡辺勇大ペア






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