2009年08月09日

インターハイ2009 今年の夏の栄冠を掴んだのは・・・

 8月2日(日)~7日(金)にかけて大阪府立体育会館など各会場にて、インターハイ2009個人戦の各種目決勝が行われた。男子ダブルスはシード選手・選抜上位進出者達が多数敗れる中でも、安定した強さを見せた星野・小林、岡村・塚本(ともに埼玉栄・埼玉)の決勝戦となり、2-0のストレートで星野・小林が選抜に続く栄冠を手にした。

男子シングルスは選抜王者の渡邊達哉(日章学園・宮崎)がインフルエンザによる棄権で一気に混戦模様になる中、決勝戦に名乗りを上げたのは長谷川と星野(ともに埼玉栄・埼玉)。試合は星野が長谷川をファイナルで下し、見事に三冠を達成した。

女子ダブルスは選抜優勝の三谷・平野(金沢向陽・石川)が準々決勝で敗れる波乱。決勝戦は全日本ジュニア優勝の高橋・古西(高岡西・富山)と選抜準優勝新玉・城口(名経大市邨・愛知)の実績のあるペア同士の対戦となり、高橋・古西がファイナルまでもつれた接戦を物にし、見事2年生にして王者に輝いた。

女子シングルスは松友(聖ウルスラ学院英智・宮城)と三谷(金沢向陽・石川)という選抜決勝戦と同じカードとなった。試合は三谷が松友をファイナルで下し、嬉しいインターハイ初タイトルとなった。三冠も期待されていた三谷だが団体、ダブルスともに優勝はならず、悔しい結果となっていた。しかし、最後には選抜で敗れた松友にリベンジを果たした。一方選抜では、三谷を下している松友だったが左足のケガの影響もあってか、本来の動きが出来ず、夏の連覇はならなかった。

今年も多くのドラマと、感動を生んだインターハイ。努力の種を見事に実らせ、栄冠という花を咲かせた選手達。その一方で、悔しい思いをした選手達や新型インフルエンザの影響で棄権を余儀なくされた選手も多く生まれてしまった事も確かである。しかし、今年の夏を熱くさせた全ての選手達は、きっと次の舞台でもこの経験を生かし、素晴らしい活躍を見せ、我々に多くの感動と興奮をもたらしてくれるだろう。



【各種目の結果】 ●男子団体優勝:埼玉栄・埼玉準優勝:八代東・熊本第3位:東大阪大学柏原・大阪、札幌第一・北海道

●女子団体優勝:青森山田・青森準優勝:金沢向陽・石川第3位:樟蔭東高・大阪、聖ウルスラ英智・宮城

●男子シングルス優勝:星野翔平(埼玉栄・埼玉)準優勝:長谷川達哉(埼玉栄・埼玉)第3位:丸尾亮太郎(伊勢崎清明・群馬)、大滝直人(東大阪大柏原・大阪)

●女子シングルス優勝:三谷美菜津(金沢向陽・石川) 準優勝:松友美佐紀(聖ウルスラ英智・宮城)第3位:福万尚子(樟蔭東・大阪)、田中志穂(青森山田・青森)

●男子ダブルス優勝:星野・小林(埼玉栄・埼玉)準優勝:岡本・塚本(埼玉栄・埼玉)第3位:小高・相和((東大阪大柏原・大阪)、嘉村・坂中(八代東・熊本)

●女子ダブルス優勝:高橋・古西(高岡西・富山)準優勝:新玉・城口(名経大市邨・愛知)第3位:今野・脇野(聖ウルスラ英智・宮城)、福万・坂口(樟蔭東・大阪)

大会の結果はこちらから

SPONSOR LINK

SPECIAL LINK