2009年06月29日

リー・チョンウェイが貫禄のⅤ!

 23日(火)~28日(日)までマレーシア・ジョホールバル市で行われたマレーシアOPが幕を閉じた。男子シングルスで優勝を果たしたリー・チョンウェイ(マレーシア)は、準々決勝では田児(NTT東日本)を21―9、21―15とまったく寄せ付けず、準決勝も余裕の勝ち上がりを見せ、決勝においても中国選手を21―16、21―9と最後は相手を一桁にまで抑え、王者と呼ぶにふさわしい完璧な勝利で優勝を飾ると、男子ダブルスでもマレーシアのクー・タン組が優勝し、どちらも地元の意地を見せた。女子シングルス、ダブルス、混合ダブルスでは、三種目で中国が優勝を果たし、最強中国の力をまたもや見せ付ける形となった。最近では、中国で世界ランクがまだ上位ではなかった選手達が大会の上位に食い込んでくる事が増え、新体制に切り替わってきている事・選手層の厚さという点が見てとれる。これからも最強中国を維持するための準備が着々と進められているということではないだろうか。


日本選手は、田児(NTT東日本)、平田・橋本(トナミ運輸)、江藤・脇田(東海学院大学、岐阜トリパン)がベスト8入りを果たした。江藤・脇田は中国の世界ランク19位の選手を下しており、これから活躍が注目される。

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写真:江藤 理恵(東海学院大学)


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