４連覇中だった舛田・前田（トナミ運輸・ＮＥＣ ＳＫＹ）の舛田が全日本コーチ就任のため優勝ペアが不在の今回。やはり注目されるのは今年結成されたイケシオこと池田・潮田（日本ユニシス・三洋電機）。

初の国内大会であった全日本社会人で優勝し、改めて実力を高さを証明したイケシオは勢いそのままに総合のタイトルも獲得し、日本チャンピオンの座を狙う。

そのイケシオに全日本社会人決勝で敗れ雪辱に燃える平田・前田（トナミ運輸・ＮＥＣ ＳＫＹ）。前田は新たに舛田の後輩にあたる平田をパートナーに迎え混合ダブルス５連覇と女子ダブルスの２冠目指し戦う。

その他に上位に進出しそうなのが、全日本社会人４強の日本代表コンビの橋本・藤井（トナミ運輸・ＮＥＣ ＳＫＹ）。こちらも初出場となった全日本社会人でいきなり４強と高い実力を示している。

昨年総合準優勝の廣部・金森（日本ユニシス）は全日本社会人では上位進出はならなかったものの、今年は初制覇に燃える。全日本社会人４強、昨年総合４強の小宮山・浅原（日本ユニシス）も小宮山の強烈なスマッシュを武器に今年は決勝へステップアップなるか。こちらも昨年総合４強の堂本・藤原（三洋電機ＣＥ）は堂本の非常に高い打点からの攻撃と前衛巧者の藤原のペアで決勝進出を目指す。

イケシオの結成で一気に注目度が高まった混合ダブルス。日本代表からのペアからも結成され、例年にないハイレベルな試合が予想される。