2010年03月12日

第38回全国高等学校選抜バドミントン大会 展望!!

3月25~28日にかけて埼玉県熊谷スポーツ文化公園体育館にて第38回全国高等学校選抜バドミントン大会が開催される。高校界の夏のインターハイと肩を並べるビックタイトルの選抜。全国の猛者達が春のタイトルを目指し埼玉に集結する。

男子の最有力はやはりジュニアナショナルメンバーが多数在籍する埼玉栄(埼玉)だろう。先日の全日本ジュニアでも圧倒的な強さを見せ付け、その戦力の充実ぶりは申し分ない。今年も昨年に続く連覇を狙う。昨年度も準優勝で頂点にあと一歩のところで敗れている八代東(熊本)はダブルス陣を中心に今年こそは雪辱を誓う。上位2強に隠れがちではあるが北の雄である札幌第一(南北海道)、近畿の古豪の東大阪柏原(大阪)も戦力を揃えており上位に食い込む力は十分にある。その他にも岡崎城西(愛知)、富岡(福島)、関東第一(東京)、旭川実業(北北海道)、といった有力校の上位進出が予想される。

個人戦シングルスでは全日本ジュニア準優勝の和田(埼玉栄)が最有力か。全日本ジュニアを制した堀内(埼玉栄)はアジアユースU19バドミントン選手権大会に出場するため、和田が最も頂点に近いだろう。同じ山には染木(八代東)、新居(愛媛)がおり、そこでの接戦に注目したい。反対の山では激戦が予想される。竹内(埼玉栄)、三上(青森山田)、藤田(岡崎城西)、山本(札幌第一)、山口(高岡第一)といった各校エースが揃っており、誰が上がってきてもおかしくない状況だろう。

ダブルスでは竹内・竹内(埼玉栄)が一歩リードか。全日本ジュニアを圧倒的な強さで優勝し、総合でも実業団選手を相手に接戦を演じている。これに誰が待ったをかけるかが注目される。全日本ジュニア2位で第2シードの佐々木・染木(熊本)、インターハイ3位の相和・小高(東大阪柏原)、第4シードの藤田・浅井(岡崎城西)、竹内・竹内と唯一ファイナルを演じている藤井・山本(札幌第一)と序盤から白熱した試合が展開されるだろう。

女子は混戦必須。絶対的王者不在の中どの高校が頂点に立つか全く予想が出来ない。青森山田(青森)、高岡西(富山)、聖ウルスラ英智(宮城)、埼玉栄(埼玉)、樟蔭東(大阪)などといった強豪が頂点を目指す。

個人戦シングルスでは高橋(高岡西)、高木(富岡)、中村(埼玉栄)、漆崎(伊丹北)、城口(名経大市邨)といった有力選手達が揃っており、全日本ジュニアを制した峰(岡崎城西)はアジアユースU19バドミントン選手権大会に出場するため、本命不在の中、どういった展開になるのか予想が出来ない。夏へ向けての前哨戦でもあるため誰が混戦を勝ち抜くのか注目される。

ダブルス、全日本ジュニアを制した峰・與猶(岡崎城西)はアジアユースU19バドミントン選手権大会に出場するため最有力はインターハイ優勝の高橋・古西(高岡西)か。昨年インターハイ団体優勝に大きく貢献した田中・市丸(青森山田)、上位常連の脇野・今野(聖ウルスラ英智)、といった選手達が上位に進出することが予想される。

今年も白熱した試合が展開されるであろう選抜大会。今年初タイトルを勝ち取るのはどこだ。

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