2021年10月16日

【トマス杯・ユーバー杯 女子決勝】日本、中国に1−3で敗れ銀メダル

第31回トマス杯・第28回ユーバー杯の大会8日目となる10月16日、日本女子は決勝で中国と対戦。緒戦の単1:山口茜が先取するが、続く複1・単2・複2が敗れ、銀メダルにとどまった。
とはいえ、今大会は主要メンバーの複数が故障で欠場するなか、健闘したといえよう。



女子単1:山口茜はランキング上位ながら過去11勝8敗の選手と対戦。
第1ゲームは中盤で8−12とリードされたものの、その後追いついて逆転。逃げ切ってこのゲームを取った。
第2ゲームでは5−5以降は一方的な展開で得点を重ね、ストレートで勝利した。

女子複1:松本麻佑/福島由紀は世界ランキング2位のペアと対戦。
第1ゲームは終始もつれる展開。先に20−18とゲームポイントを取るものの追いつかれ、その後はお互いに1点ずつ取り合う展開。しかし最後は相手が2連続得点し、27−29で惜しくもこのゲームを落とした。
第2ゲームは序盤から優勢に展開。後半も4連続得点するなど差を拡げてイーブンに戻した。
ファイナルゲームは前半リードして進めるが11−11と追いつかれて逆転、14−14と追いつくもののその後離されて敗退となった。

女子単2:髙橋沙也加はランキング上位の相手と対戦。
第1ゲームは6−6以降、一方的な展開でこのゲームを落とした。
第2ゲームは3−8から6連続得点して後半までもつれた展開となるが、最後は逃げ切られてストレートで敗退、日本は後がなくなった。

女子複2:松友美佐紀/松山奈未は大接戦を演じるも、ストレートで敗退。
第1ゲームは序盤でリードするが追いつかれる。先にゲームポイントを取るが逆転され、このゲームを落とした。
第2ゲームは14−9から16−16と追いつかれ、その後20−17とゲームポイントを取るもののまた追いつかれ逆転。女子単3:大堀彩に回すことができず、ストレートで敗れた。

これにより、1−3で中国に敗れた日本は銀メダルとなった。



スコアは以下の通り(WR:世界ランキング)。

日本 1-3 中国

女子単1:山口茜(WR5) 2(21-18、21−10)0 CHEN Yu Fei(WR2)
女子複1:松本麻佑/福島由紀(WR???) 1(27−29、21−15、18−21)2 CHEN Qing Chen/JIA Yi Fan(WR2)
女子単2:髙橋沙也加(WR15) 0(9−21、18−21)2 HE Bing Jiao(WR9)
女子複2:松友美佐紀/松山奈未(WR???) 0(22−24、21−23)2 HUANG Dong Ping/LI Wen Mei(WR???)
女子単3:大堀彩(WR20) () HAN Yue(WR27)



▼女子単1:山口茜(写真はいずれもBADMINTONPHOTO)




▼女子複1:松本麻佑/福島由紀




▼女子単2:髙橋沙也加




▼女子複2:松友美佐紀/松山奈未




▼表彰式



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