2021年12月19日

【世界選手権2021・決勝】山口、ホキコバ、初優勝!!! ワタガシは準優勝

世界選手権の大会7日目(最終日)となる12月19日は各種目の決勝が行われた。

女子単:山口 茜と男子複:保木 卓朗/小林 優吾がそれぞれ本大会初優勝に輝いた。
山口は2018年に銅メダルを獲得しているが、女子単での金は2017年の奥原 希望以来。
保木/小林は2019年に銀メダルを獲得しているが、男子複で日本勢初の金メダル獲得となる。

残念ながら、混合複:渡辺 勇大/東野 有紗は準優勝となった。渡辺/東野は2019年に銅メダルを獲得しているが、今回は銀メダルに一つ躍進した。



19日の試合結果は次の通り(試合順。WR:世界ランキング)。



【混合複】
Dechapol PUAVARANUKROH/Sapsiree TAERATTANACHAI(タイ/WR1) 2(21-13、21−14)0 渡辺 勇大/東野 有紗(WR4)

渡辺 勇大/東野 有紗の対戦相手は世界ランキング1位ながら過去4勝2敗の戦績。
第1ゲームは序盤から相手先行、4連続得点で8−10と詰めるシーンもあったが、最後は離されてこのゲームを落とした。
第2ゲームも序盤は相手先行。3−7からの7連続得点をしたものの7連続失点。その後14−16からの5連続失点でこのゲームも落とし、準優勝となった。



【女子単】
山口 茜(WR3) 2(21−14、21−11)0 TAI Tzu Ying(台湾/WR1)

山口 茜の対戦相手は世界ランキング1位。過去の戦績は8勝10敗。
第1ゲームは序盤で相手先行するところもあったが、9−10以降は山口が連続得点を重ねてこのゲームを取った。
第2ゲームは序盤で6連続失点されたものの、8−9からの4連続得点、7連続得点などで引き離し、大差で勝利。初優勝を果たした。



【女子複】
CHEN Qing Chen/JIA Yi Fan(中国/WR3) 2(21−16、21−17)0 LEE Sohee/SHIN Seungchan(韓国/WR4)

チェン・チンチェン/ジア・イーファンとイ・ソヘ/シン・センチャンの過去の戦績は4勝0敗。
第1ゲームは中盤まで中国ペアが先行するが、韓国ペアに13−14と逆転される。しかし、14−16からの7連続得点で中国ペアがこのゲームを取った。
第2ゲームも中盤まで中国ペアの先行。その後韓国ペアに逆転されるが、12−14からの6連続得点などでこのゲームをものにし、2017年に続き2度目の優勝を果たした。



【男子複】
保木 卓朗/小林 優吾(WR4) 2(21−12、21−18)0 HE Ji Ting/TAN Qiang(中国/WR24)

保木 卓朗/小林 優吾の対戦相手はランキング下位ながら過去の戦績は1勝5敗。
第1ゲームは3−2からを連続得点を重ね、大差でこのゲームを取った。
第2ゲームは5−5以降 相手に先行されるが、6−10からの9連続得点で一気に逆転、その後 差を縮められるものの、振り切って初優勝を決めた。



【男子単】
LOH Kean Yew(シンガポール/WR22) 2(21−15、22−20)0 KIDAMBI Srikanth(インド/WR14)

過去のローとキンダビの対戦成績は0勝1敗。
第1ゲームはキンダビが先行するもローが11−11で追いつき、逆転。その後 点差を広げてこのゲームを取った。
第2ゲームは序盤から終盤までもつれる展開。最後は20−20からの2連続得点でローが本大会初優勝を飾った。


混合複:渡辺 勇大/東野 有紗(表彰式は山下 恭平/篠谷 菜留も。写真はいずれもBADMINTONPHOTO)








女子単:山口 茜












男子複:保木 卓朗/小林 優吾












女子複:永原 和可那/松本 麻佑





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