世界選手権2023の大会7日目となる8月27日は各種目の決勝が行われた。

日本勢で唯一決勝進出した男子単：奈良岡 功大は過去3勝3敗のタイ選手と対戦。
第１ゲームは序盤で奈良岡が得点を重ねるが、6−6以降終盤までもつれる展開。しかし18−19からの3連続得点でこのゲームをモノにする。
第2ゲームは中盤以降、相手を奈良岡が2点差以内で追従する展開。しかし18−18以降、3連続失点でこのゲームを落とした。
ファイナルゲームは序盤から10連続失点して引き離され、その後も奈良岡は9連続失点するなどしてこのゲームも落とし、世界選手権優勝の夢は潰えた。
しかし、自身初の世界選手権銀メダル獲得の結果は賞賛すべきだろう。



決勝の試合結果は次の通り（試合順。カッコ内の数字：8月22日時点の世界ランキング）。

【混合複】
SEO Seung Jae／CHAE Yu Jung（韓国／5）　２（21−17、10−21、21−18）１　ZHENG Si Wei／HUANG Ya Qiong（中国／1）

【女子複】
CHEN Qing Chen／JIA Yi Fan（中国／1）　２（21−16、21−12）０　Apriyani RAHAYU／Siti Fadia Silva RAMADHANTI（インドネシア／12）

【女子単】
AN Se Young（韓国／1）　２（21−12、21−10）０　Carolina MARIN（スペイン／6）

【男子単】
Kunlavut VITIDSARN（タイ／3）　２（19−21、21−18、21−7）１　奈良岡 功大（4）

【男子複】
KANG Min Hyuk／SEO Seung Jae（韓国／6）　２（14−21、21−15、21−17）１　Kim ASTRU／Anders Skaarup RASMUSSEN（デンマーク／11）


今大会における日本勢の成績は次の通り。

【男子単】
準優勝　：奈良岡 功大
準々決勝：西本 拳太
３回戦　：常山 幹太

【女子単】
３　位　：山口 茜
準々決勝：奥原 希望

【男子複】
３回戦　：保木 卓朗／小林 優吾
２回戦　：古賀 輝／齋藤 太一

【女子複】
準々決勝：福島 由紀／廣田 彩花、志田 千陽／松山 奈未
３回戦　：永原 和可那／松本 麻佑、中西 貴映／岩永 鈴

【混合複】
３　位　：渡辺 勇大／東野 有紗
２回戦　：山下 恭平／篠谷 菜留
１回戦　：緑川 大輝／齋藤 夏、金子 祐樹／松友 美佐紀



▼男子単：奈良岡 功大（写真はいずれもBADMINTONPHOTO）





▼女子単：山口 茜


▼混合複：渡辺 勇大／東野 有紗