2025年12月30日

【全日本総合2025・決勝】混合複:渡辺/田口、女子複:志田/五十嵐、男子単:奈良岡が初優勝! 女子単は山口、男子複は山下/緑川


『令和7年度 第79回 全日本総合バドミントン選手権大会』の大会6日目となる12月30日は各種目の決勝が行われた。

優勝者は次の通り(試合順)。
混合複:渡辺 勇大/田口 真彩(J-POWER/ACT SAIKYO) 初優勝
女子単:山口 茜(再春館製薬所) 3年ぶり5度目
女子複:志田 千陽/五十嵐 有紗(再春館製薬所/BIPROGY) 初優勝
男子単:奈良岡 功大(NTT東日本) 初優勝
男子複:山下 恭平/緑川 大輝(NTT東日本) 昨年に続き2回目
(注:志田 千陽は松山 奈未とのペアで昨年の女子複で優勝)
(注:五十嵐 有紗は渡辺 勇大とのペアで4度の混合複 優勝経験あり)



決勝の試合結果は次の通り(試合順)。各試合の詳細は次のリンクをご参照ください。
BIRD SCORE:第79回 全日本総合バドミントン選手権大会



【混合複】

渡辺 勇大/田口 真彩(J-POWER/ACT SAIKYO) 2(15−21、21−9、21−11)1 緑川 大輝/松山 奈未(NTT東日本/再春館製薬所)

どちらも新ペアを組んで初の全日本総合決勝。

第1ゲームは10−11からの6連続得点で緑川/松山 が取ったものの、第2・ファイナルゲームでは渡辺/田口が圧倒して逆転勝利、初優勝を決めた。昨年の準々決勝敗退からの大躍進。









【女子単】

山口 茜(再春館製薬所) 2(21−14、21−23、21−13)1 宮崎 友花(ACT SAIKYO)

山口は過去4回優勝(昨年は大会途中で棄権)、宮崎は昨年優勝という決勝組み合わせ。

第1ゲームは山口が4−8からの8連続得点で逆転。その後3連続得点・4連続得点などでこのゲームを奪った。
第2ゲームでは山口が先行したものの宮崎が18−18で追いつき、21−23と逆転される。
ファイナルゲームでは中盤までもつれた展開となるが、8−8以降、山口がほぼ一方的に得点し、女王に返り咲いた。









【女子複】

志田 千陽/五十嵐 有紗(再春館製薬所/BIPROGY) 2(20−22、21−18、21−16)1 櫻本 絢子/廣田 彩花(ヨネックス/岐阜Bluvic)

いずれも新ペアを組んで初の全日本総合決勝。
ちなみに昨年は志田 千陽/松山 奈未(再春館製薬所)vs 五十嵐 有紗/櫻本 絢子(BIPROGY/ヨネックス)という組み合わせで志田/松山が優勝している。

第1ゲーム、志田/五十嵐は終盤近くまでリードしたものの、櫻本/廣田に追いつかれ逆転、このゲームを落とした。
第2ゲームは志田/五十嵐が僅差で先行したまま終盤に突入、21−18でゲームをイーブンに戻した。
ファイナルゲームでも終盤まで接戦となるが、14−16からの7連続得点で志田/五十嵐が初優勝を決めた。










【男子単】

奈良岡 功大(NTT東日本) 2(21−17、10−21、21−17)1 武井 凜生(NTT東日本)

どちらも初優勝をかけた決勝(昨年 奈良岡はベスト4、武井は準優勝)。

第1ゲームは中盤まで競った展開だったが、徐々に差を広げて奈良岡がこのゲームを取った。
第2ゲームは序盤で奈良岡は4−0と先行するも、その後は武井が一方的に得点を重ねる展開となり、大差でこのゲームを取られる。
ファイナルゲームでは奈良岡は序盤で6−1と差を広げ、そのまま逆転されることなく初優勝を勝ち取った。









【男子複】

山下 恭平/緑川 大輝(NTT東日本) 2(21−13、24−22)0 岡村 洋輝/三橋 健也(BIPROGY)

前年大会で初優勝の山下/緑川と初優勝を狙う岡村/三橋との決勝。

第1ゲームは終始 山下/緑川のペースで21−13。
第2ゲームは接戦で終盤までもつれ、岡村/三橋が先にゲームポイントを取ったものの逆転、山下/緑川が2連覇を果たした。








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