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2016年04月22日
『Badminton MAGAZINE』2016年5月号
『Badminton MAGAZINE』2016年5月号。
表紙は全英オープン2016で優勝した女子複:髙橋礼華/松友美佐紀ペアと女子単:奥原希望選手の写真を掲載。
なにしろ、日本人選手として髙橋/松友は38年ぶり、奥原は39年ぶりの金ですからね。
全英オープンの記事は、準優勝の男子複:早川賢一/遠藤大由ペアも含めて巻頭カラー6ページで詳報しています。
さらにモノクロページでも11ページで特集。こちらは優勝した3選手のインタビュー記事、日本代表コーチ対談(舛田圭太x佐藤翔治)、1970年代に活躍された栂野尾昌一さんと栂野尾(旧姓・竹中)悦子さんが当時の大会を振り返る記事という内容。
栂野尾夫妻の思い出話では、当時 全英オープンに出場するための自己負担金が90万円(当時の大学初任給が3万円程度)かかり、泣く泣く諦めたり、その翌年には出場のためにカンパに駆け回ったりの苦労話あり。また、大会後のパーティでは男性タキシード、女性イブニングドレスという正装。短大で服飾美術家だった悦子さんは自作のドレスを持っていったとのこと。全英オープンの格式を感じます。
「第44回 全国高等学校選抜大会」。
巻頭カラー13ページとモノクロ5ページの大特集となっています。
男子:渡邉航貴(埼玉栄)の三冠となった本大会。団体は男子:埼玉栄が3年ぶりV、女子:青森山田が2年連続5度目のV。個人は男子単:渡邉航貴(埼玉栄)、男子複:渡邉航貴/岡村洋輝(埼玉栄)、女子単:海老原詩織(作新学院)、女子複:曽根夏姫/二村ひとみ(青森山田)が優勝。
大会レポートはほかに・・・
● 第16回 全日本中学生選手権
● インドオープン&マレーシアオープン
「NEXT COMERS !!」。
2016年のブレーク候補として5名を巻末カラーでピックアップ。
・三橋健也&小倉由崇(日体大)
・五十嵐優(中央大)
・志田千陽(再春館製薬所)
・米田健司(トリッキーパンダース)
選手インタビューでは・・・
● Road to RIO 05 レイシア・ポリイ 偉大な歴史への挑戦
● Growing up! 第11回 永原和可那・松本麻佑
技術面では・・・
● ダブルスの基本を “再確認”
● 新連載 Doubles INTELLIGENCE 第1回 サービス(ショート)
● 新連載 藤本ホセマリ “目からウロコ” のシニア・バドミントン講座 第1回 ドライブ
● 新連載 ジュニアのための体づくり 第1回 肩&股関節の可動域を広げる
● 新連載 ジュニアのためのメディカル講座 第1回 RICE処置
「2016春 メーカー特選グッズ」。
掲載企業はミズノ、フライパワー、キズナジャパン、プリンス、ウイルソン。
ミズノは奥原希望、早川賢一モデルとなるブルーのラケット、シューズ、ゲームシャツなどを紹介。
フライパワーは元世界王者のハリアント・アルビ(インドネシア)が2002年に創業したブランド。フレーム下端にに6つの穴を空けてスイングスピードをアップさせたラケットや平均重量79gの超軽量ラケットを紹介。
キズナジャパンは2015年にストリングの製造・販売を開始し、16年からラケットやウェアなども展開する新ブランド。シンボルアスリートに元・日本ユニシス 打田しづかさんを起用しています。
プリンスは『テキストリーム』という高品質&高性能カーボンのラケットを紹介。
ウイルソンは佐々木翔選手が08年にウイルソンを選ぶキッカケになったスペックを新しいテクノロジーで復刻させたラケットや68gの7Uモデルなどを紹介。
そして最後に・・・
「違法賭博が発覚…日本代表含む8人に処分」。
日本中が悪い意味でバドミントンに注目した1〜2週間でしたが、問題発覚から会見までの経緯を日刊スポーツ・高場泉穂氏がレポート。また、違法賭博に関わった選手らへの「更正」への期待を同誌編集長・星野有治氏が執筆しています。
田児賢一選手、桃田賢斗選手をはじめとする違法賭博に関わった選手らに、バドミントンファン・関係者は多いに失望したことと思います。日本協会は彼らに「更正プログラムを課す」としていますが、星野編集長は彼らの「更正」を担うのは協会関係者だけではない、としています。「われわれにもできることはある。彼らを見守ること、寄り添うこと、応援すること———。」みなさんは、どうお考えですか?
バドマガ5月号はこのような内容になっています。