2013年11月23日

『Badminton MAGAZINE』2013年12月号



バドマガ12月号、もう買いましたか?


さて、今月は大会レポートは主に海外のもの。

何といっても10月のフランスオープン準決勝で田児賢一選手がリー・チョンウェイ選手に初めて勝利したことをカラーで大きく取り上げています。15回目にしてようやくのことではありますが、日本人でも世界ランク1位のリー・チョンウェイに勝った意義は大変大きなことだと思います。
記事では田児選手のコメントを掲載していますが、謙虚な内容で意外(失礼!)。また、舛田圭太コーチの試合分析コメントも掲載。

巻末カラーでは10月23日から11月3日まで開催された世界ジュニア選手権の個人戦で山口茜選手が金、大堀彩選手が銀、団体戦で銅を取ったことをレポート。
9月のYOJ優勝に続く快挙で、日本勢のレベルアップを感じます。

大会レポートではほかに・・・
● 日本リーグ(10月27日〜11月4日分) カラー2ページ
● 全日本学生選手権のレポート モノクロ8ページ
● ヨネックス杯国際親善レディース2013 モノクロ2ページ
● デンマークオープン、フランスオープン モノクロ2ページ
● 世界ジュニア選手権 モノクロ2ページ
● 第6回東アジア競技大会、アジアユースU17&U15 モノクロ1ページ


技術面では・・・

特集]「スマッシュ力」を磨く!
カラー8ページで体幹の使い方をベースに解説、また体幹の鍛え方を紹介。
モノクロ連載ページ「片山卓哉のメディカル講座」ではカラーページで紹介し切れなかった下半身の安定、肩甲骨周り、重心移動について解説しています。

技術スペシャル2013 スマッシュレシーブの基本を見直そう!
ショートリターン、ロングリターン、ドライブリターンについてカラー6ページで解説。NGフォームも掲載。

舛田圭太がズバッと解説! 世界トッププレーヤーの超一流テクニック
今回はイ・ヨンデ選手(韓国)のドライブを細かく解説しています。

技術面ではほかに・・・
● 強豪チームの指導&練習法 青森山田中学・高校
● 小椋久美子の基本レッスン ドライブ
● ジュニアのための脳トレバドミントン 「全習法」と「分習法」でイースタングリップの指導効率をアップする〜その5
● バドミントン・Reボディストレッチ ハムストリングスを伸ばす!
● 審判員コラム Umpire's Eyes 審判員の基本的な心構え


選手をピックアップした記事としては・・・

新ヒロイン・クローズアップ スーパー16歳 山口茜のできるまで。【前編】
Part 1 山口茜はこうして育った 家庭編
Part 2 山口茜はこうして育った クラブ&部活編
Part 3 山口茜の基礎をつくった指導&練習法
Part 4 山口茜のスーパーショット
という構成。
山口選手は喘息持ちで卵アレルギーがあったとのこと。そのため、給食に卵料理が出るときはお弁当を持たせるなど、お母さんの苦労があったようです。
現在は地元勝山高校に通う山口選手だが、クルマで家族に送迎されるのは山道で熊が出るからだそーで(笑)。
それはともかく、バドミントンをする子供を持つ親御さんたちには参考になることが多いかも。

スペシャル・クローズアップ ラトチャノック・インタノン
8月の世界選手権で大会最年少優勝(18歳6カ月)を果たしたラトチャノック・インタノン選手(タイ)を巻末カラー4ページで紹介。
14歳にしてベトナム国際チャレンジで大人の選手たちを退けてシニア大会優勝。さらに世界ジュニア3連覇など、輝かしい成績を収めてきています。
彼女の父母は、彼女が生まれてすぐにバンコクに引っ越し、デザート工場で働き、その工場に隣接されていた工場員の余暇のための体育館でバドミントンを始めたのがきっかけとのこと。
現在の彼女を支えているのは、これまで自分をサポートしてきてくれた家族のため。日本ではなかなかそういう選手はいないと思いますが、海外では多いのでしょうね。

キラめけ!ジュニアの星 渡邉航貴(埼玉栄中3年)
ミスが少なく冷静なプレーができると名倉康弘監督は語っていますが、母・則子さんは本人の緊張がわかると言うあたり、さすが母親という感じです。


ユニークな海外の情報としては・・・

[特別企画]訪問&紹介! 世界のアリーナ
インドネシアのタウフィック・ヒダヤット・アリーナとマレーシアのリー・チョンウェイ スポーツアリーナ セントーサを紹介。前者はヨネックスの協力も受け、スタイリッシュなデザインのエクステリア/インテリアになっているようです(モノクロページなのが残念!)。
後者は奨学生制度を設け、選抜された16名が寮生活を送っているとのこと。

世界のバドミントン ハワイ編
オアフ島で正月に開催されるホノルルオープンについて紹介しています。
ハワイ各島やアメリカ本土、カナダから約100名が参加し、地元のお店や企業がスポンサーになっているアットホームな大会のようです。


こんな感じで、今月号も盛りだくさんの内容です。






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