2018年02月23日

『Badminton MAGAZINE』2018年3月号




『Badminton MAGAZINE』2018年3月号、発売中です。
今月から dマガジンでの購読もできるようになったようです。


さて、表紙はS/Jリーグ2017で最高殊勲選手賞を受賞した保木卓朗/小林優吾ペア(トナミ運輸)と髙橋沙也加選手(日本ユニシス)。


巻頭特集ももちろん「S/Jリーグ2017レビュー トナミ運輸&日本ユニシスがV!」
カラー11ページ、モノクロ4ページで詳報しています。
カラーページでは男女優勝チームの優勝に至るキモとなったところを監督へのインタビューを交えながら解説しているほか、出場各チームの対戦内容を概括しています。
モノクロページでは優勝したトナミ運輸と日本ユニシスの各選手のコメントを紹介。日本ユニシス篠谷菜瑠選手の「(優勝は決まっていたが)自分たちが勝たないとベンチからみんなが走り出せないのかなとか、いろいろ考えすぎて、緊張しっぱなしでした」というコメントが笑えます。


大会レポートとしてはほかに・・・
・マレーシアマスターズ
・インドネシアマスターズ
・インドオープン
・タイマスターズ
・アジア団体選手権


「引退惜別企画 数野健太(日本ユニシス)」
リオ五輪の混合複ベスト8の結果を残した数野選手が引退。日本ユニシス入社頃からを振り返っています。
パートナーが早川賢一から廣部好輝、山田和司、さらには混合複の栗原文音へと変わるとき、コンビネーションを熟成させる作業に苦労したことを回想。
今後は母校の比叡山高校(滋賀)で社会科の教師として赴任し、バドミントン部のコーチも務めるとのこと。
栗原選手のメッセージも掲載されていますが、リオ五輪レース後半の追いつめられた状況では、お互いぶつかったことがあり、「私がキレて、数野さんもキレて…。いつも優しい数野さんが怒ったのを初めて見て本当に恐くて、もう終わった…、と思いました。」と回想。そんなこともあったんですねぇ(その後、お互いの思いをぶつけ合ってまとまったとのこと)。
なお、全中で二冠(2000年)以来の主な活躍の写真も掲載されており、数野ファンには必読の内容となっています。


「トップ選手に聞く 私のジュニア時代 日立情報通信エンジニアリング 編」
丸尾亮太郎、内藤浩司、竹内義憲、松居圭一郎の4選手がジュニア時代の練習生活を語っています。
なお、丸尾選手は高校3年間の成績がオール5の超優等生だったのに対し、内藤選手は地元・神奈川の志望校に行くには学力が足らなかったとのこと(笑)。それでも誘ってくれた富岡高校では3年間キャプテンとしてバドだけでなく、礼儀挨拶などでも周りの手本になるよう頑張ったとのこと。

なお、「セルフでチーム・プロデュース!」も今回は日立情報通信エンジニアリング。
丸尾選手の営業マン姿や内藤選手の自炊姿が紹介されています。


バドマガクローズアップ「古田佳史 バドミントン・ビジネスに新風を吹き込む仕掛け人」
もともとプロのテニスコーチだった古田氏がトリパン代表の渡邉哲義氏との出会いでバドミントン界にも進出、バドミントンアリーナ桂川の設立や初心者限定というユニークな大会 TAG Babolat Cup Tournament の開催に携わっていますが、それらのいきさつを紹介。

「第2回 TAG Babolat Cup Tournament」 の模様は別ページで紹介されています。


インタビュー、選手紹介の記事はほかに・・・
・「Growing Up! いま、この選手に注目 第16回 中西貴映(早稲田大4年)」
・「キラめけ! ジュニアの星 第30回 沖本優大(広島県・原小学校6年)」


特別企画「メダル獲得の可能性を求めて———。 日本代表が混合ダブルス強化に着手」
東京五輪でのメダル獲得に向けて、いままで後回しにされていた混合ダブルスの強化が本格的に始まりました。国内初の選考会や専任コーチの招聘など、本気度が感じられます。
本記事では、朴柱奉・日本代表監督、ジェレミー・ガン・混合ダブルス専任コーチへのインタビューのほか、B代表に選出された選手のうち4選手のコメントも掲載されています。


特別企画「躍進・北都銀行の強さに迫る」
S/Jリーグでは3大会連続で順位を上げ、今大会では準優勝となった北都銀行。佐々木翔新監督が現役時代に信頼を置いていたスペシャリスト2人(フィジカル面でのパーソナルトレーナー・川口晃氏と食事面でのインフィニティ(株)・丸岡さとみ氏)にチームサポートを要請。
2人による実際の具体的な改善例を紹介しています。


技術面の記事ではほかに・・・
・「日立化成に学ぶ! 実業団チームの練習メニュー!」
・「中西洋介のアカデミック・バドミントン 第10回 シングルスの「タイプ別」練習」
・「磨け! バド脳 第10回 ドライブで主導権を握る」
・「中高生のためのコンディショニング講座 第6回 体幹のコンディショニング(2)」
・「舛田圭太流 勝利への視点 第9回 ダブルスの攻撃【後衛】」


このような内容で、バドマガ3月号は充実内容となっています。



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