2012年08月06日

【インターハイ】 男子埼玉栄が8連覇 女子富岡が初V

8月2日(木)~3日(金)平成24年度全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会(福井県営体育館)学校対抗が行われ、男子は埼玉栄高校が8年連続9度目の優勝を果たし、女子は富岡高校が初の全国優勝となった。

団体戦入賞は以下

【男子学校対抗(団体)結果】
1位 埼玉栄(埼玉)
2位 富岡 (福島)
3位 東奥学園(青森)金沢市立工業(石川)
8位 聖ウルスラ学院英智(宮城)、九州国際大学付属(福岡)
   八代東(熊本)、札幌第一(南北海道)

【女子学校対抗(団体)結果】
1位 富岡 (福島)
2位 聖ウルスラ学院英智(宮城)
3位 県立岐阜商業(岐阜)、倉敷中央(岡山)
8位 九州国際大学付属(福岡)、とわの森三愛(南北海道)
   埼玉栄(埼玉)、青森山田(青森)

[学校対抗トーナメント結果学校対抗スコア結果]


男子決勝戦は両チームとも3-0で頂上まで勝ち上がってきた埼玉栄高校、富岡高校のライバル対決となった。3月に行われた全国選抜では準決勝で3-2の死闘の末、埼玉栄高校が勝ちを挙げたカードだ。今大会も接戦が予想されたが3-0で埼玉栄高校が圧勝した。

第1ダブルスでは高野/宮嶋(埼玉栄)が奮起し、エースダブルス桃田/松居(富岡)から勝つ星を挙げることに成功。第2ダブルスの井上/金子もストレートで勝利し、最後は第1シングルス西本が気持ちの入ったプレーで富岡高校に入った昨年全中王者古賀をストレートで破り優勝を決めた。

埼玉栄高校の山田コーチは「3月の全国選抜も最終シングルスまでもつれた、相手には桃田選手がいるためどれか一つでも落とせば第3シングルスまでもつれる可能性が高いと思っていました。一番恐いのは2ポイントとられて第2シングルスの桃田選手に出番が回る事でした。今回ダブルスに関しては高野/宮嶋(埼玉栄)が格上に相手に挑戦する気持ちが出せれば可能性はあると思ってましたし、井上/金子は安定感がありしっかり抑えてくれると計算していた。第1シングルス西本は自分から声を出し、ガッツポーズを見せ1球たりとも気を抜くことなく快勝してくれました。」と試合を振り返った。


女子は富岡高校が初の全国優勝となった。富岡高校の大堀監督は「優勝を目標にやってきたが試合の中で生徒が本気で優勝を目指してたのが伝わってきた。この大会始まる時に必ず忘れてはいけないこととして生徒に震災の事を伝えました。震災にあったことで今も避難している人、決して不屈になることなく前を向いて頑張っている地元福島の苦しんでいる人達がいる。そういった人達のためにも自分達が頑張るんだという事を全員で確認しコート(試合)に臨みました...何か見えない力がでてたように思います。決して良いといえる環境ではありませんが、バドミントンができる環境を与えていただいている、関係者や福島県の皆さんに感謝を伝えたい。あきらめないでやればこういった結果に結び付く、復興も同じだと思います。」と感慨深くコメントを残した。


【写真:男子】

▼埼玉栄高校(埼玉)は第1シングルス西本拳太がチームの勝利を決め3-0で優勝した
sakae

▼高野将斗/宮嶋航太郎(埼玉栄高校)
sakae_2

▼井上拓斗/金子祐樹(埼玉栄高校)
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▼桃田賢斗/松居圭一郎(富岡高校) 
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▼古賀穂(富岡高校)
tomioka

▼三浦光將/岡村翼(東奥学園高校)
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▼日光凌/荒井大輝(金沢市立工業高校)
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【写真:女子】 

▼優勝を決めた大堀にチームメイトが駆け寄る
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▼試合後何度も観客席の応援に手を振る 富岡チーム
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▼大堀彩/東野有紗
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▼大堀彩(富岡高校)
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▼鳥居彩乃/小池紗葉
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▼飯島真依/鳴海愛結果(聖ウルスラ学院英智高校)
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▼秋田知咲/大林華苗(倉敷中央高校)
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▼横山文香/林千里(県立岐阜商業高校)
kengifu


■関連サイト

全国高等学校体育連盟バドミントン専門部 結果ページ



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