2011年12月09日

【全日本総合】「持ってる」奥原が準決勝進出

12月9日(金)東京都・代々木第二体育館で全日本総合バドミントン選手権の本選・準々決勝が開催された。
ミックスダブルスでは2連覇中だった平田/前田ペア(トナミ運輸/ルネサス)ペアが峠畑/浅原ペア(日本ユニシス)ペアに敗退した。勢いのあるルーキー峠畑は試合後「男子ダブルスで負けた平田選手にリベンジしたかった。ミックスで優勝を目指します!」と意気込んだ。
シングルス、ダブルスで4強入りした佐藤翔治(NTT東日本)は、準決勝でダブルスの世界ランキングを争う早川/遠藤ペア(日本ユニシス)と、シングルスでは同世代の佐々木翔(トナミ運輸)と対決する。
【結果:PDF


≪準々決勝のピックアップ≫


注目のカード女子シングルス佐藤冴香(日本体育大学)と奥原希望(大宮東高校)の対決はファイナルゲームの末、スーパー高校生奥原が勝利し会場は驚きに包まれた。

日本で1番の世界ランカー相手に1ゲーム目を23-25で落とし、2ゲーム目も1-5とリードされる。「もうダメだと思いました。でも、あきらめたら後悔すると思い、色々なプレーを試してみよう思いました。」と気持ちを切り替え逆転に成功。ファイナルゲームで追いかけられる場面も「とにかく気持ちで負けないようにした。」というように最後は4連続得点でゲームを締めくくった。

試合後「自分の持ち味“粘り”そして“頭脳プレー”ができた。」と満足気にコメント。「明日の三谷選手との対戦は長いラリーになると思う。」と気を引き締めた。

奥原希望(大宮東高校) 「勝負どころで2回連続ネットインして、(運を)“持ってる”な自分と思ってたら、佐藤選手も連続でネットインしてきたので、やっぱり相手も“持ってる”なー(笑)と思った。」
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同じく男子シングルスのスーパー高校生の桃田賢斗(富岡高校)は田児賢一(NTT東日本)への挑戦だったが9点17点と力の差をみせられる形で敗退となった。

試合後会見に田児と同席した桃田は「自分で決めたショットはほとんどなかった。満足できる試合ではなかった」とコメント。
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和田周(日本体育大学) 「チャンスがあると思っていた。ファイナルゲーム終盤、勝ちを意識し決め急いでミスがでてしまった。」
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星野翔平/小林晃(日本体育大学) 男子ダブルス4強の一角 佐藤/川前から1セット奪うもファイナルゲームは要所をことごとく奪われ惜しくも敗退。
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三木佑里子/米元小春(パナソニック) 2010年度の本大会で4強入りを果たし今年も期待がかかったが、同じく昨年度4強の高橋/松友ペアを前に16点12点で敗退した。
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池田信太郎/潮田玲子(日本ユニシス) 平田/前田ペアの敗退に対し 池田「平田/前田ペアが勝ち上がってくることを想定し練習していので残念。さみしい気持ちはあるが若手も伸びてきているということ。」とコメント。
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本戦ドロー決定/予選結果:PDF

日本バドミントン協会 大会ページ



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