2011年12月25日

【日本リーグ】 東京大会 トナミ運輸が7年ぶり5回目の優勝

2011年12月25日(日)東京都・国立代々木競技場 第二体育館で日本リーグ最終戦となる東京大会が開催された。

男子はトナミ運輸が7年ぶり5回目の優勝となった!実に7年ぶりの優勝を決めるとサプライズで用意していたという“チャンピオンTシャツ”をお披露目し胴上げを行った。

CQ7C8534

【男子の部 結果】

優勝 [7勝0敗]  トナミ運輸
2位 [6勝1敗]  日本ユニシス 
3位 [5勝2敗] NTT東日本
4位 [3勝4敗] 日立情報通信エンジニアリング
5位 [3勝4敗] 金沢学院クラブ
6位 [2勝5敗] JR北海道
7位 [2勝5敗] トリッキーパンダース    
8位 [0勝7敗] 東北マークス      


【最終戦結果】

●トナミ運輸 2-1 日本ユニシス 大会データ

平田典靖/橋本博且 2{18-21 27-25 21-17}1 アルベン・ユリアント/池田信太郎
佐々木翔 2{21-11 21-18}0 上田拓馬
ヘンドラ・セティアワン/園田啓悟 0{17-21 19-21}2 早川賢一/遠藤大由

全勝で最終戦に進んだトナミ運輸と日本ユニシス。第1ダブルス平田/橋本と池田/アルベンが激突し、息を飲む攻防が繰り広げられた。池田/アルベンは1ゲーム目を先取すると、2ゲーム目はデュースで激しい点の取り合いに縺れ込み「あと1点」というところまで平田/橋本を追い込む。しかしそこから平田&橋本が逆転に成功するとファイナルゲームは前半6-6から5連続得点でリードしアドバンテージを奪った平田/橋本が逃げ切り見事逆転勝ちを収める。続くシングルスは世界6位佐々木が登場。昨年は自身の負けで優勝を逃したのもあり、気合と集中力がみなぎる。トップダブルス勝利の流れにのり、強打と素早いネット前のプレッシャーで上田をストレートで完勝しトナミ運輸チームの優勝を決めた。第2ダブルスは早川/遠藤が園田/セティアワンに2-0のストレートでチームに白星を献上し、早川は日本リーグ22連勝をマークした。

▼佐々木翔 
CQ7C8235

▼池田信太郎/アルベン・ユリアント
CQ7C7841


●NTT東日本 2-1 JR北海道

小松崎佑也/竹内宏気 2{21-17 21-17}0 早坂幸平/高島雅彦
田児賢一 2{21-18 20-22 21-18}1 竹村純
松丸一輝/大越泉 0{15-21 16-21}2 小林徹太郎/牧野公亮

NTTは海外遠征でエースダブルス佐藤/川前が不在での1戦。今季2度目のペアリング小松崎/竹内が好調の
早坂/高島にストレートで勝利。続く田児と竹村の対戦は見せる田児と巧者竹村による好ゲームとなった。ファイナル18点で敗れた竹村は「あまり難しいことをせずにラリーをした。どんな球もしっかり返ってくるため、打った後少しでも体勢が崩れると対応できなくなる。」と試合を振り返っていた。

▼竹内宏気/小松崎佑也
takekoma2

▼竹村純 
takemura


●日立情報通信エンジニアリング 3-0 金沢学院クラブ

海野祐樹/山﨑裕太 2{21-12 21-14}0 車淳史/于昊
早崎修平 2{21-18 14-21 21-11}1 星野健太朗
三橋智希/大嶋一彰 2{21-12 6-21 21-19}1 伊東克範山東亮太

3勝3敗で並んだこのカードはAクラス入りをかけて火花が散った。第1ダブルス日立情報通信はルーキー海野が内定枠山崎(日本大学)を引っ張りストレートで勝ち星を奪う。続くシングルスでは頼れる柱に成長を遂げた早崎が星野にファイナルで勝ちチームの勝利を決めた。第2ダブルスではここのところ調子が上がらなかったという三橋/大嶋が全日本社会人2位伊東/山東にファイナルの接戦で勝ち今年を締めくくった。

▼三橋智希/大嶋一彰
osimamitu

▼星野健太朗 
hosino


●トリッキーパンダース 2-1 東北マークス

リー・ワンワー/高階知也 2{16-21 21-11 21-15}1 小町谷輝/鈴木大裕
福田真也 0{9-21 12-21}2 菊田健一
櫻井勝仁/井谷和弥 2{21-18 21-16}0 諸多大輔/山田光大

負ければ入替戦という大きなプレッシャーがかかったこのカード。東北マークスは小町谷/鈴木でポイントの欲しかったところだが、上手さのリー・ワンワ―と勢いがある高階にファイナルゲームで敗れる。シングルスは菊田が安定した試合運びで福田に完勝する。勝負のかかった第2ダブルスは動きの硬い諸多/山田に両ゲームとも中盤から抜け出した櫻井/井谷が勝利した。試合後、東北マークス高柳監督「昨年は勢いで5位だった。チーム全体どこか守りになってしまっていた。入替戦はプレッシャーの中で安定して自分達のプレーをできるよう準備したい。」とコメントした。

▼高階知也/リー・ワンワー
takare

▼ 菊田健一 
kikuta2


関連ページ:

東京大会 日本ユニシス女子チームが連覇!

関連サイト:

日本リーグ2011公式サイト



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