2013年01月07日

パナソニック、バドミントンチームとして活動休止

パナソニックが昨年12月28日、同社バドミントンサイトにおいて、同日の日本リーグ最終戦をもってバドミントンチームの団体としての活動を休止すると公式にアナウンスした。選手個人の活動については今年3月末まで。今後、会社として、最後の一人が決まるまでメンバー個別での移籍を視野に入れた活動を行い、引受先を探す。


パナソニックバドミントンチームは、2011年4月のパナソニックと三洋電機の合併により、三洋電機バドミントンチームがそのまま移籍することで誕生。
三洋電機バドミントンチームは1980年3月に発足、バドミントン日本リーグ女子チーム優勝15回、全日本実業団選手権大会優勝15回を誇る強豪チームで、オリンピックにも多くの選手を送り出している。

1988年 ソウルオリンピック(エキシビション) ・女子シングルス:北田 スミ子 第3位
2000年 シドニーオリンピック ・女子シングルス:井田 貴子 出場
2004年 アテネオリンピック ・女子シングルス:森 かおり(ベスト16)、田中 美保(出場)
                ・女子ダブルス:中山/吉富(ベスト16)、山田/山本(出場)
2008年 北京オリンピック ・女子ダブルス:小椋/潮田 5位入賞
             ・女子シングルス:廣瀬栄理子 ベスト16

また、小椋久美子/潮田玲子の『オグシオ』ペアがバドミントンブームの火付け役になったことは記憶に新しい。

パナソニックバドミントンチームに名称を変えてからも、強豪ぶりは変わらず、2011・2012年の全日本実業団選手権大会で連覇。
2012年9月のヨネックスオープンジャパンでは、女子シングルス:廣瀬栄理子、女子ダブルス:松尾静香/内藤真実が準優勝したほか、混合ダブルス:米元小春/嘉村健士(トナミ運輸)がベスト4。
同12月の全日本総合選手権大会では女子シングルス:今別府香里が優勝、混合ダブルス:米元小春/嘉村健士(トナミ運輸)が優勝したほか、女子ダブルス:松尾静香/内藤真実がベスト4。

日本リーグ2012においての戦績は4勝3敗で第3位に終わった。12月28日のNTT東日本との最終戦では、涙ぐむ選手の姿が見られた。

以下、最終戦の模様を写真で紹介する。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 


 

  

  






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