2009年10月22日

大混戦!第60回全日本学生バドミントン選手権大会 今年の王者は?

 10月19日(月)~22日(木)まで、滋賀県立体育館などで行われた第60回全日本学生バドミントン選手権大会・個人戦。混戦必須と言われた今大会、今年の大学ナンバーワンがついに決定した。

結果は以下の通り

【男子シングルス】
優 勝・・・早崎修平(日本大学④)
準優勝・・・和田周(日本大学①)
第3位・・・上田拓馬(早稲田大学③)
      武下利一(敬和学園大学②)


【男子ダブルス】
優 勝・・・佐伯・大嶋(日本大学④)
準優勝・・・野口・山崎(日本大学②)
第3位・・・上田・嘉村(早稲田大学③・②)
      松丸・山村(日本大学②・①)


【女子シングルス】
優 勝・・・佐藤冴香(日本体育大学①)
準優勝・・・田村千秋(専修大学③)
第3位・・・本間ちさと(青山学院大学③)
      井上静華(日本体育大学③)


【女子ダブルス】
優 勝・・・西山・桜井(早稲田大学②)
準優勝・・・佐々木・田崎(筑波大学③)
第3位・・・本間・中原(青山学院大学③)
      鈴木・菅野(法政大学③・①)


男子は東日本選手権を制した早崎修平(日本大学④)が見事シングルス優勝を果たした。前年度インターハイ3冠の和田周(日本体育大学①)は決勝で敗れ準優勝に輝いた。ダブルスでは佐伯・大嶋(日本大学④)が上田・嘉村(早稲田大学③・②)、野口・山崎(日本大学②)といった優勝候補を次々と下して優勝。結局男子は、団体・シングルス・ダブルスの全てを日本大学が占め、見事王者に返り咲いた。そして、来月から再開される日本リーグにも早崎・佐伯・大嶋の3選手が内定選手として登場。出場については未定だが、社会人相手にどのような戦いぶりを見せるのかにも注目したい。

女子では佐藤冴香(日本体育大学①)がナショナルメンバーとしての実力を発揮。団体戦では敗れてしまったが、今回のシングルスでは全国大会初となるタイトルを獲得。大器の 片鱗を見せつけた。ダブルスでは西山・桜井(早稲田大学②)が今大会優勝候補筆頭の原・矢野(法政大学③・②)を下すと、勢いそのままに強豪ペアを次々に撃破。2年生にしてインカレ王者に輝いた。

女子は各タイトルを各大学が分け合う形となり、選手達にもほとんど差がないことが証明され、今後もどの選手が活躍するのか全く予想の出来ないレベルとなっている。
インカレで活躍した選手がその後の日本代表となり、日本を引っ張っていく例は非常に多いことから、今年の優勝者の中からも日本を背負って世界へ羽ばたく選手達が現れる可能性は十分に考えられる。今後の若手選手達の活躍に是非注目したい。

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